
2020年10月からiDeCoを始めてみたので、入ろうか悩んでいる方やとりあえず入ったもののよく分かってない方と共有できればと思います!
自分で毎月掛金を拠出、運用を行う将来に備える【自分年金】のことです。
掛金を60歳になるまで積み立て、原則60歳以降に老齢給付金として受け取る仕組みです。
節税 + 資産形成 ができるとてもお得な制度です。
Contents
iDeCoの3つの節税メリット
積立
掛金が全額「所得控除」の対象!所得税・住民税の負担が減る!
月23,000円の掛金を12ヶ月拠出した場合、年間276,000円拠出となります。
会社員であれば最低税率でも所得税5%(所得により5~45%)、住民税約10%の計約15%が控除されます。
276,000円×15%=41,400円 年間41,400円 税負担が減ります。
30年掛金拠出した場合 41,400円×30年=1,242,000円 節税になります。
所得税が高ければさらに節税効果が大きいですね。
運用
NISA・つみたてNISAと同じです。運用益に対して通常かかる約20%の税金が非課税に!
30年間、運用利回り3%で運用した場合
投資額 23,000円×12ヶ月×30年=8,280,000円
運用益 5,030,092円
本来は運用益に20.315%の税金がかかりますが、非課税です。
5,030,092円×20.315%=1,021,863円 この金額が税金で引かれないのは大きいですね。
受取
一定金額まで非課税の税制優遇措置。
「一時金受取」と「年金受取」と「併給(へいきゅう)」3種類の受取方法があります。
一時金受取「退職所得控除」 勤続年数20年以下 40万円×勤続年数
勤続年数20年超 800万円+70万円×(勤続年数-20年)
年金受取「公的年金等控除」 公的年金や企業年金の受給額も含めて控除計算
こちらはうまく税金が非課税にできるように受取方法を選ぶことが大事ですね。
一時金で受け取る場合(退職所得控除)
勤続年数30年の場合 800万円+70万円×(30-20年)=1,500万円 まで非課税
分割で受け取る場合(公的年金等控除)
65歳以降に受け取る場合 年間110万円以下は非課税ですが、公的年金や企業年金の受給額も含めて計算のため注意。
iDeCoのデメリット
デメリットになり得るだろうポイントと私の考えをつけました。
原則60歳まで引き出す事ができない
原則、途中で引き出しすることができません。
(特定の障害状態になった場合や死亡した場合受取可)
私も30年以上期間があるため非常に悩みました。
ライフプランの変化が必ず起こります。
私は、何かあれば年に1回のみ掛金変更が可能なため掛金変更で対応することにしました。
手数料がかかる
加入時手数料
初回のみかかる手数料。国民年金基金連合会に対する初期コストとして2,829円。こちらは仕方がないみたいです。
口座管理手数料
国民年金基金連合会 105円+信託銀行 66円=計171円。さらに運営管理手数料がかかります。
運営管理手数料は各金融機関によって違います。0円のところにしましょう!
移換時手数料、給付事務手数料、還付事務手数料
こちらも安いにこしたことはありませんが、私はあまり気にしていません。
手数料について
私は、手数料以上の節税効果は受けれると判断しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私もいろいろ悩みましたが、節税効果が非常に大きいため昨年開始してみました。
とりあえず、早めに開始すれば1,000万円~2,000万円くらいにはなりそうかなと思ってます。
老後資金はiDeCoと公的年金にある程度任せていこうかと思っています。
皆さんも是非シュミレーションページで試算してみて下さい。
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